総合防災訓練

2024年8月25日

令和6年度春日井市総合防災訓練が松山小学校において開催されました。関係機関や地域の方々を含めて総勢1300人の方で訓練が行われました。今回のテーマは~「もしも」の備えが いのちと暮らしを守る~でした。サイレンと共に石黒市長(災害対策本部長)が到着し、「高齢化社会に備えて地域での助け合いが必要であり、出来ることは全てやる」との意気込みを話されました。

 

地震発生は7時と想定され、そこから出動準備が始まり、関係機関や職員の皆さんの活動が始まっています。松山小学校での訓練は8時からがスタートで、被災者輸送、避難所設置、被害状況偵察、緊急通行車両道路確保、トイレカー搬送や設置、災害ボランティアセンター開設・運営、非常食合同炊き出し、救助物資輸送、応急手当・搬送等の活動が、地域の皆様も参加して着々と進みました。

 

我々も活動の途中で、本部長と共に巡視という形で、参加されている皆様への激励や体育館で設置されている避難所の展示・体験コーナーを見て回りました。グラウンドの展示コーナーでは、パトカーや消防団車、トイレカー、地震体験者などが並び、体育館での展示コーナーでは、防災備蓄用品紹介、ペット防災紹介、災害時要援護者支援相談等々、分かりやすく展示されていました。

 

最後に県議会代表として私がご挨拶させていただきました。「8日に起きた宮崎県南部の地震で、あの時多くの方が防災用品や水をそろえて準備されたと思います。今日の訓練は高齢化社会を助け合うという意識も確認できました。とりあえず今、台風10号が日本に接近してきています。日頃の教訓を忘れず、もう一度非常事態に備えて見直しておきましょう。」と呼びかけました。